右の画像「竹に雀」紋は伊達家の家紋で、「三引両紋」や「九曜紋」などとともに良く知られているものの一つです。

さて戦国武将として活躍した伊達正宗公が仙台城を築城し仙台藩を誕生させた偉業はもちろんのこと、 貞山掘運河の整備や北上川流域の開拓で穀倉地帯を造り、北上川河口に石巻港を築くなど進取の気性に富む活躍こそが偉大であり、衆目の尊敬を大いに集めるところです。

一方で桃山文化をこよなく愛し、荘厳華麗な桃山様式に仙台の風土が磨いた新しい様式を生み出し、国宝となっている大崎八幡宮や瑞巌寺の建物として残したり、 サン・フアン・バウティスタ号を建造し、徳川家康の承認を得て支倉常長らを慶長遣欧使節としてメキシコやスペインやローマに派遣するなど、伊達者ぶりもまた大いに誇りとするところです。

進取の気性と伊達者ぶりを遺憾無く発揮し文武両道に通じた伊達正宗公は、殊のほか郷土石巻の誇りであり私たちの憧れの的です。戦国時代から江戸時代初期にかけて名を馳せた伊達正宗公にあやかり、当社で最高峰の「塩たらこ」に伊達家の「竹に雀」紋を冠し「伊達のたら子」と命名しました。

かつて日本一の生産を誇った石巻から「伊達のたら子」の名を、いま広く知らしめたいと願っております。伊達正宗公の進取の気性に学び、旨いたら子造りをわが道として精進を重ねてまいります。

伊達家家紋「竹に雀」紋は伊達家伯記念會から使用許可を受けております。

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